実家に帰った。机の整理を母に命じられ、しぶしぶ掃除をしていたら、中から懐かしいものがたくさん出てきた。昔叔父のいる四国で拾ったウニの貝殻、山で掘ってきた粘土で作ったミニ壺、幼いときに作った宝箱など。セロハンテープで封印していた宝箱の中からは、ビーズと水晶のかけら、おばけのシール、ラメを塗りたくった貝殻、クルミが出てきた。幼い時はこれを宝物だと思って大事にしていたのかと思うと、昔は今とは違う感性の持ち主だったのだろう。そのまま机の中を探っていると、古代生物を書き写した紙が出てきた。いつ書き写したのかは覚えていないが、意外と精密に書き写してある。そういえば、昔の生き物や遺跡などが大好きだった。父とよく山に探検に行き、妹と一緒に化石作りをした。たくさんの小さな思い出に浸りながら、過去の記憶をひとつずつゴミ袋に。幼き私の思い出よ、さらば。
宇宙の旅
先日LUSHというお店でバスボムをゲットした。早速お風呂に投入するとぶくぶくと泡が放出。その泡がマーブル模様でまるで銀河!さらにバスボムの中にはラメが大量に入っていたので、銀河の中にはたくさんの星が輝いて見えた。興奮した私は拳ほどの丸いバスボムが消えて無くなるまで目で追いながら、ずっと星屑を手ですくって遊んでいた。
私は大のお風呂嫌い。このバスボムさえあれば、毎日お風呂に入るのがハッピーになるはず。お風呂から出るときに体中についたラメを洗い流すのを惜しみながら、次のバスボムの購入を心に決めた。
ところで、このバスボムを購入したお店では、他にも石鹸の切り売りもしている。どでかい塊のカラフルでいい匂いのする石鹸を目の前で切ってグラム売りしてくれる様子は見ていて楽しい。石鹸がまるで水晶やお菓子みたいに見えて、眺めてるだけで楽しくなってくる。次は別のバスボムを買いに行こう。
キラキラフワフワの正体
帰り道、赤と緑の綺麗な葉っぱがキラキラ光っているのが目に止まった。葉っぱの下の土にはフワフワした雪が積もっている。綺麗だと思った私は閉店間際にも関わらず、植木を手に店員のところへ。店じまいのためにしまい始めていた鉢と花束の中に埋もれてレジの場所がわからずウロウロした後、無事に購入。家に帰ってまじまじと観察すると、葉っぱのキラキラはラメ、雪は土に突き刺してある綿花だった。クリスマスが過ぎても、雪が降らなくても、まだ元気にキラキラフワフワしてる。