帰路に就く

母が父と2人では食べ切れないからとお節の残りをタッパーに詰めてくれた。また帰りの新幹線でお腹が空くだろうとおにぎりを2つ握ってくれた。さらに私は食いしん坊で肉が好きだと思っている母は骨つきのソーセージも4つ袋に入れて持たせてくれた。完全装備した私に、父が椅子によじ登り、テーブル上にあった飴玉を掴んで私のポケットに入れてくれた。パチンコで勝ったときの景品らしい。父と母、今日1日中パジャマ姿だった弟に見送られ、私は帰路に就いた。

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