ハロワークに行ってきた

離職票が届いたので、失業手当の手続きをしにハロワークへ行ってきた。新宿エルタワービルの23階にあり、雰囲気はお役所。ハローワークが入っている23階に辿り着くまでに、立派なビルの中を私服姿の自分が通り抜けていくのが、なんとなく滑稽だった。ご年配の人ばかりがハロワークに来ているのかと思いきや、意外にも若い人もちらほら。

受付番号を呼ばれて椅子に座ったら、慣れた様子で男性職員が話し始めた。うんうんと私が頷いたり、返答したりしていると、「ヒューマンアカデミーに通っている」というワードが私の口から出てきたあたりから、職員がそわそわし出した。

どうやら、学生扱いになると失業手当の給付対象外になるらしい。えぇーっ!そんなこと知らないぞ…とこっちもそわそわし出したら、授業時間が週に20時間を超えていなければセーフらしい。早く言ってよと思いつつ、今受講している時間数を数えてみたら21時間。超えてるやん!と自分で突っ込みを入れていたら、まぁ20時間を超えないように今から調整してもらえれば問題ないよとフレキシブルに対応していただいた。

その後、離職票を提出し終えると、求職申込票を渡され(失業認定されてから1ヶ月間以内に就職する場合は、ハローワークの求人経由であることが必須)、違うおじさんにバトンタッチされた。おじさんは、私に「ハローワークカード」というものを発行してくれた。ハローワークカードには、私専用の求職番号というものが記載してあり、ハローワークの求人を見るときには、その番号を入力しないと見れないようになっているらしい(民間の人材会社の新規営業を阻止するため?)。

最後に、自己都合退職の場合、失業給付開始時期は7日間の待期期間を挟み3か月後になること、給付開始時期前に就職した場合においても、再就職手当というものがあることを教えていただいた。おじさんは、求職申込書に記載してある私の前職がハローワークのライバルだったので少し興味があったのか、「求職活動はやはりどこかのサイトに登録するんですか?」と聞いてきた。

帰り道、そう言えばあのおじさんに対して一度も「ハローワークを使って求職活動をします!」と言わなかった自分に気が付き、苦笑した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です